しまなみ海道を、レンタカーでたどっています
村上水軍に興味をもって
因島を訪れました
白滝山
まずは白滝山を登ります
駐車場から、
始めは木で作られた階段を上がります
こういう階段って、
段や幅が一定でないので疲れるんですよね
中腹まで行くと、
今度は丸やゴツゴツした石が階段代わりになっています
今だから、
「写真を撮っておけばよかった」
なんて考えますけど
その場では、
まわりとか見てる余裕なんて
全く無しでした
息があがって、足を止めると
後から登ってきた小学生に軽々抜かれました
かっこいいぞ!
小学生!
一番てっぺんの仏様たちです
どうやってここまで運んだのでしょう
この三体の仏様を囲んで、
たくさんの仏様やお地蔵様が並んでいます
登ってくる間は手すりもありましたけれど
仏様が立ち並ぶ所まで来ると、
柵や手すりはありません
ここは怖いくらい、高さを感じる場所なのです
前日が小雨模様の天気だったので
空気は水をふくんでいて
遠くはかすんで見えます
鐘突堂の向こうは崖のようになっているのに
柵はありません
小さい子たちがいると心配になります
ここからは周囲の景色が一望できます
こんなに島が多くては、水の流れが怖いです
流されるようなことがあれば
すぐに島にぶつかりそうです
この場所は展望台もあって、
しまなみ海道の中でも見晴らしのよい場所だそうです
しばらく下を眺めていた娘が
思い立ったように降りていって
お地蔵様に手を合わせていました
登って行くときは余裕が無くて
撮影できませんでしたが
山頂付近はこのように参道を向いたお地蔵様が
数えきれないくらいに並んでおられます
五百羅漢といわれるそうです
(実際には700体あるとも、いわれています)
どのお地蔵様も、穏やかな表情をしておられます
ふと、並んだお地蔵様から見てみると
せりだした石が、何か祈っているようにもみえました
「ゴリラ石」と、ユーモアたっぷりの名前がつけられていました
因島水軍城
金連寺の敷地内にある因島水軍城は
もともと屋敷跡が見つかった場所です
それが城であったかどうかは
よくわかっていません
高い位置にお城が見えています
娘が
「また登るの~?」
と、言いました
こちらの城には武具がたくさん展示してあります
陸の大将が背の高い兜を創っていたのに対して
かなり実用的な兜に見えます
海の生き物を模したのかな?
ユーモラスな形のものが 目を引きました
丸に上の字が見えます
水分の武将達のお墓もたくさんあります
水軍の武将たちに 思いを馳せて
現代人の私は 瀬戸内海を車で渡って本州に戻りました