しまなみ海道に、レンタカーを借りて出掛けました
今回、しまなみ海道を旅するテーマは
「水軍」です
こちらは博物館からの風景です
しまなみ海道の海域は、島が多いので
流れが速く、この辺りの難所です
潮の流れが見えるでしょうか?
川の近くに暮らす私には、
「川より流れが速い!」
印象です
「村上水軍」、古くは「村上海賊」とも呼ばれていました
もともとはこの辺りに住み着いた漁師たちのことを、そうよんだようです
彼らは通行料をとって
他の勢力から舟の荷を守り、
この難所を水先案内することで安全を保証する集団でした
「丸の中に上」と書かれたのが
村上水軍の旗印です
「村上海賊」は、豊臣秀吉から独自の通行料を取る海賊行為を禁止されています
関ヶ原の頃には、毛利軍と戦って領主を亡くしています
「海賊」ではなく「水軍」と呼ばれるようになったのは、江戸時代の頃からです
古くから海上交通の要を押さえた村上海賊は、
文化的にも京都と交流がありました
領主が吹いた横笛や、読んだ歌が残されています
2014年の本屋大賞で『村上海賊の娘』が大賞に選ばれたので、
ミュージアムショップに本が並んでいました
ぜひとも読んでみようと思います
忘れないように、とりあえず第一巻を購入しました
鬼瓦にも「丸に上の字」があります
勢いの強い波もほどこされて
力強い鬼瓦ですね
博物館にマンホールの蓋が展示されていました
デザイン性の高い蓋ですね
島を歩く機会がなかったので
使われている場所を見られなかったのが残念です